2016.8.24
男性が好きな胸のサイズVS女性が理想とする胸のサイズ
女性の胸のサイズについての悩み
小さい胸の女性の中には、大きい胸になりたい!という願望が常日ごろから強くある方もいます。ボリュームのある胸の谷間をチラつかせている女性がいると、同じ女性でさえ、目がそこにいってしまうこともあるでしょう。私のこの小さな胸は、一生大きくならないのかしら、お母さんが小さいから私もそうなのかな、バストサイズって遺伝するのかな、なんて悶々と悩んでいる女性たちに、男性が好きな胸のサイズと女性が理想とする胸のサイズについて紹介します。
なぜ女性は大きい胸になりたいのか?
大きくても小さくても自分の胸のサイズに対して悩みを抱えている女性は多いでしょう。友達や同僚と比べてしまうこともあります。胸が小さいから彼氏ができない、と思っている女性も少なくないでしょう。しかし一方では、胸が大き過ぎて悩んでいる女性もいます。例えば、前開きの洋服を着ると胸元のボタンがはちきれんばかりになってしまい、恥ずかしくて制服のある仕事やバイトを敬遠してしまうという人もいます。胸の小さい人から見たら羨ましい限りですが、大きい胸の人にも悩みがあるようですね。
しかし、大きな胸になりたい願望を持っている女性も少なくありません。それはどうしてなのでしょうか。胸を大きくしたい理由を知れば、その先の目指すゴールが見えてくるかもしれません。
女性の多くは、流行の洋服を素敵に着こなしたいと思っているはずです。そのためにも適度なバストサイズが望ましいですよね。洋服によっては、バストが小さいと上半身がダボダボで貧相に見えてしまうデザインもあります。また、夏は自信を持ってビキニを積極的に着こなせたら嬉しいですよね。
モデルさんや女優さんのようにカッコよくスレンダーな着こなしをしたいなら適度なサイズを、身体にフィットしたデザインの洋服をセクシーに着こなしたいならボリュームのあるバストサイズがほしいところです。なりたい胸の大きさは、自分が理想としている女性のイメージと強く結びついています。
男性の中でも、女性を見たときに胸に注目する人が多いのは否めません。女性が大きな胸になりたい一番の理由は、もしかしたらココにあるのかもしれませんね。
胸元の大きく開いた洋服を身に着けて女性らしさをアピールするのは、モテる女のテクニックの一つといっても過言ではありません。確かに、大きな胸が好きな男性ばかりとはいえませんが、気になる男性の心をつかむためには、大き過ぎず小さ過ぎない適度なボリュームのあるバストサイズがほしいところです。
ロッカールームなどで着替えをしていると、女性同士であってもついつい胸元に目がいきます。女性が集まれば、ダイエットや美容、ファッションの話で盛り上がりますが、そんな時、胸の大きな女性は羨ましいとみんなに思われているように感じる傾向があります。それだけでも十分、胸の大きな女性は自分に自信がもてるきっかけになる可能性があります。
女性らしさをアピールするポイントは、胸だけではありません。しかし、いくら可愛い下着を身に着けても、鏡に映る胸元が小さすぎるとちょっぴり寂しく感じてしまいがちです。胸は女性らしさをアピールする最大のポイントです。いくつになっても理想的な大きさの胸でいたいのは、すべての女性の願いではないでしょうか。
なぜ、欧米人女性は胸が大きい人が多いのか?
欧米人の女性のバストは、日本人よりも大きな人がたくさんいます。ただ大きいだけではなくて弾けるような張りもあります。アラフォーの女性でもバストの位置は20代の女性と同じくらい高い人が多いように見えます。日本人でも欧米人のようなバストになれるのでしょうか。
欧米人と日本人のバストのサイズの違いは、バストの構造が影響しています。
日本人に関しては、バストの大きさは乳腺が多いのではなくて、脂肪が多いのだそうです。逆に欧米人は乳腺の割合が大きいのだそうです。
そのことから、
🔴脂肪が多い日本人のバストは、硬めで小ぶりのお椀形
🔴乳腺が多い外国人のバストは、軟らかくて大きい釣り鐘形
といわれています。
乳腺は出産した後に赤ちゃんにあげるためのミルクを分泌する器官です。乳腺は40歳代まで密度が高いものの、50歳以降になるとどんどん縮んでいき脂肪に置き換わるそうです。乳腺の密度には個人差がありますが、乳腺の発達には食事や生活習慣、ストレスなどが関わってきます。
最近の日本人は、食生活やライフスタイルが欧米化しているといわれていますが、だからといってすぐに欧米人のような豊かなバストになれるかといったらそれは無理なことなのだそうです。
日本と世界の平均バストサイズを比較
そもそもの人種が異なる欧米人と日本人ですが、胸の大きさとしてはどのような違いが見られるでしょうか。
某下着メーカーの調べによると、日本人の平均バストサイズはB~Cカップとの結果があります。1980年代は半数以上の女性がAカップという統計があり、この約30年間で日本人のバストサイズは大きく飛躍しているのが分かります。 1996年あたりからD、Eカップの女性が急激に増えてきます。1990年代後半になるとCカップの女性がAカップの女性を上回っています。そして2000年代に入るとB、Cカップの女性が全体の約60%を占めるようになります。
一方、外国人の平均バストサイズはどうでしょう。
欧米人はC~Dカップ、そしてロシアはDカップ以上が平均値というデータがあります。
中国や韓国などの東アジアの国々の女性のバストサイズは日本人とほぼ同じで、欧米やロシアの女性よりもAカップの人が多いとされています。またアフリカ諸国の女性もAカップが多くなっています。
このデータからみても日本よりも欧米、ロシアの方が明らかに豊かなバストを持っている人が多いということがわかります。
男性は胸の大きい女性が好きって本当?
男性の好きなバストサイズ?
男性の好きなバストサイズに関するアンケート調査はさまざまなリサーチ会社が行っており、男女問わず胸の大きさに寄せる関心の高さがうかがえます。
例えば、
「20代の本音ランキング【男性編】理想の胸のサイズランキング」(COBS ONLINE/コブス オンライン)によると、堂々の1位はCカップでした。
全体の約40%の男性がCカップが好きと回答しています。その理由としては「手に収まるサイズだから」という意見が多いそうです。
その他には、「小さ過ぎても女性が悩んでいそうだし、大き過ぎても大変そうだから、Cぐらいがちょうど良いのでは?」という女性に気を使ったコメントもあったとか。この結果から、女性が思うほど男性は、胸の大きさに重きを置いていないようにも受け取れますね。
次いで2位がDカップ。全体の約30%の男性がDカップが好きと回答しています。1位のCカップの回答と合わせてみると、CとDカップが好みという男性が全体の約70%を占めているということになります。Cカップ・Dカップの人気が高いことが判明しましたね。
そして3位はBカップ。なんとEカップ・Fカップを押さえてBカップが3位という結果でした。全体の約10%の男性がBカップを理想としています。こうしたデータを見ると、必ずしも男性が巨乳好きではないことがわかりますね。
続いて、4位はEカップ。全体の6%の男性がEカップが好きと回答、5位はFカップで全体の4%の男性が理想としています。
このアンケート結果を見ても、男性の巨乳好きは少数派だったということです。
バストが大きいから小さいからという女性特有の悩みは、男性にとってはあまり関係のないことのようです。
胸のサイズをコンプレックスに感じている女性も多いかと思いますが、あまり気にしなくていいようです。
女性だって、背が高くて顔が小さくて、手足が長くてと、あげればキリがないほど男性の理想像があったとしても、実際に好きになった人がそれとは真逆でも気にはならないはず人が多いはずです。「好きになった人がタイプ」とよくいわれるように、バストの大きさで女性を選ぶ人はほとんどいないということです。
男性が女性に求める体形とは?
男性が好む女性の体形がわかる、こんなアンケートがあります。
「男女で『理想の女子の体型』はちがうと思いますか?」というアンケートの問いに約8割の男性が「ちがう」と答えました。
ちがうと答えた男性たちの大多数意見が、「ぽっちゃりのほうがいいが、女性自身は細めの体形を好むと思う」「女性は痩せていないとダメって思っていそう」というものでした。
「男性が好きな女性の体形ランキング」では、身長は普通、体形は普通、胸はやや大きいという回答が1位でした。この普通とはどのくらいなのか、「平成24年国民健康・栄養調査報告(厚生労働省)」の身長・体重から見てみると、20歳女性の平均身長は157.8cm、平均体重は51.6kgとなっています。また同年に日本人女性1,000人を対象に行ったバストサイズの調査では、Bカップが最多という結果が出ていました。
「男性が好きな女性の体形ランキング」などの結果と上記の回答を合わせて見てみると、身長158cm前後、体重52kg前後、バストサイズはBよりもやや大きいC〜Dカップの女性の体形が男性には最も好まれるということになりそうです。
女性が求める理想の胸のサイズは?
これまで紹介したのアンケート結果からも、男性が理想とする女性のバストサイズはC〜Dカップでした。男性の巨乳好きは都市伝説だったのかもしれません。
そして実際に、女性たちが自ら理想とする胸のサイズですが、全国の女性を対象にした統計では女性が求める理想のバスト1位がCカップという結果で、全体の50%以上を占めていました。次いで2位がDカップで、全体の30%弱でした。この結果から見ると、女性が理想とするバストサイズはCカップ、ということになります。
胸が大きくなる理由
人種による差はあるものの、だからといって胸の大きさは必ずしも遺伝によって決まるわけではありません。胸が大きくなるのにはきちんとした理由があります。その仕組みを知れば、バストアップも美しい形のバストも、手に入れることができるかもしれないのです。
女性の胸は、乳腺、脂肪組織とクーパー靱帯で作られています。胸の土台となる大胸筋のコラーゲン層と乳腺はクーパー靱帯でつながっており、バストの形を維持しています。このクーパー靱帯が伸びてしまって起こる現象が、加齢による胸の垂れです。
乳腺、脂肪組織、クーパー靱帯、大胸筋の4つの組織が、女性ホルモンや成長ホルモンの働きによって発達し、胸が大きくなるのです。
では具体的に、どのようにして胸が大きくなるのでしょうか。
女性は思春期になると丸みを帯びた体形に変わっていきます。これは女性ホルモンが関係しており、胸が大きくなることにも深く関わっています。
女性ホルモンには卵巣から分泌される「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。エストロゲンは乳腺を発達させ、ふっくらとした脂肪を付ける働きを持っています。一方のプロゲステロンには乳腺を形成する働きがあります。この2つの女性ホルモンがバランス良く活発に分泌されることで、女性の胸は大きく発達していくのです。
女性ホルモンは食生活や生活習慣の乱れ、ストレスなどに影響を受けやすく簡単にホルモンバランスを崩してしまうという特性があります。そのため、規則正しい生活とバランスの良い食事を常に心掛け、ストレスを溜め込まない健康で元気な毎日を送ることが大切です。また睡眠中にホルモンが分泌されることから、良質で十分な睡眠をとることもバストアップには大切です。
そのほか、冷えは禁物です。女性ホルモンは血液中に存在しているので、冷えにより血液の循環が悪くなるとホルモンも停滞してしまいます。胸の成長にも悪い影響をおよぼしてしまうのです。常に身体を温めて血行を良くしておくことが大切です。
胸を1サイズ大きくするバストアップ方法
いつの時代もバストアップについての話題はつきません。ちまたで噂のバストアップ方法は、女性なら誰もが一度は耳にしたことがあるものではないでしょうか?実際に試したことがある人もけっこう周囲にいるかもしれませんね。
マイナビウーマンが過去に「女子に聞く!『バストアップのためにやっていること』って?」というちょっと気になるアンケートを行っています。聞きたくても友達にはなかなか聞けない内容だと思いますので、その結果を紹介します。
1位「胸にあったブラをする」・・・27.4%
2位「マッサージをする」・・・26.2%
3位「睡眠をたっぷりとる」・・・17.4%
4位「バストアップ体操をする」・・・14.6%
5位「栄養バランスのよい食事をする」・・・12.2%
6位「高たんぱく質な食材をとる」・・・9.4%
7位「ツボ押しする」・・・4.9%
8位「バストアップ用ブラをつける」・・・4.3%
9位「サプリを飲む」・・・2.7%
10位「胸用コスメを使う」・・・1.5%
普段の生活の中で取り入れている方法がランクインしています。自分磨きを意識して日々を過ごしている女性が多いことがわかります。
ランクイン以外の巷で噂のバストアップ方法には、キャベツを食べる、豆乳を飲む、筋トレで大胸筋を鍛える、などさまざまな方法がありました。
胸を大きくする体操
確実に胸を大きくする方法としておすすめなのが体操です。毎日数分、続けることで女性の身体に変化が表れるはずです。さまざまな体操を紹介しているので無理なくできる自分にあった体操を実践してみてください。
その中でも短い時間で簡単に行うことが出来て、おっぱいをやわらかくすることができる「おっぱいゆらし」という体操を紹介しましょう。
🔴おっぱいゆらしのやり方
①右手で左のおっぱいを斜め上に持ち上げて上方向へ揺らします。反対側も同じように揺らします。
②両手を重ねて左のおっぱいの下部に当てて、真上に持ち上げ揺らします。
③左右のおっぱいの下に両手をそれぞれ当て、左右同時に真上に持ち上げます。持ち上げた状態でおっぱいを上へ揺らします。
①〜③すべて各25〜30回行うと効果的です。
🔴ウォーキング
正しいウォーキング方法でバストアップ効果はもちろん、ダイエット効果や、O脚解消にも効果があります。
基本の姿勢は、胸を張り、お腹をぐっと凹ませたらアゴを少し引きます。正しい姿勢を保ちながらウォーキングすることで腹筋、背筋が強化され、バストアップにつながります。また歩くことで血液やリンパの流れがよくなり女性ホルモンの分泌を促し、バストアップ効果が期待できます。ウォーキングの目安は1日1万歩です。
胸を大きくするマッサージ
マッサージを行うことで乳腺を刺激し、大きく張りのある美しいバストをつくる効果があります。
①両手の親指以外の4本の指を使って、鎖骨の中央部分からみぞおちへ向けて、交互にさすりおろします。
②両手の手のひらで右のバスト全体を下から上へ持ち上げるようにさすります。左のバストも同じように行います。
③右バストの上部内側に左手を置き、わきの下へ向かってさすります。右手はバストの下部外側に置き、内側へ向かってさすります。それぞれ同時に行います。左のバストも同じように行います。①~③を1日3セット実践することで効果がアップします。
バストアップサプリ
バストアップサプリを飲み続けてもなかなか効果が表れず、悶々とした毎日を送っている人も多いのではないでしょうか。
その原因の一つは、間違ったサプリ選びをしているからです。さまざまな種類がそろうバストアップサプリから一つだけを選ぶのは難しいことです。
そこで、サプリ選びのコツを紹介します。
1バストアップに欠かせないプエラリア・ミリフィカを主成分にしていること。しかも高品質のものかどうかを見極めるのが大事です。
2プエラリア・ミリフィカ含有量は多いほどバストアップの効果が期待できると言われていますが、過剰な摂取は生理不順や頭痛、不正出血といった副作用につながる可能性もあります。1日の摂取量の上限は400mgまでです。
3同じ成分が配合されているジェルセットサプリを選ぶこと。
以上の3つの条件がそろったバストアップサプリを、最低でも3カ月続けてみましょう。理想のバストサイズを得られる可能性が高くなります。
豊胸手術
バストのコンプレックスを今すぐに解消してくれるのが豊胸手術です。バストのサイズ、形など理想の胸を実現できる確率が高い方法です。
豊胸手術は、脂肪注入、ヒアルロン酸注入、シリコンバッグ挿入の3つに分けられます。
脂肪注入は、太ももやおなかなどにある自分の体の脂肪を吸引し、その脂肪細胞を胸に注入します。自分の脂肪細胞を利用するので、不自然な硬さはなく、レントゲンに異物が写る心配もありません。メスを使わないので痛みも少なく、傷もほとんど目立ちません。
ヒアルロン酸注入は、近年人気のプチ整形の一つで、胸にヒアルロン酸を注射してバストの大きさや形を整える施術方法です。施術時間は30分ほどで、メスを入れないので痛みも少なく、傷も残りません。自然なバストを作り、他人にも気付かれにくいでしょう。
ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくので、バストアップ効果を維持するためには定期的な注入が必要になってきます。
シリコンバッグを使った豊胸手術では、脇の下など目立たない部分を数センチ切開し、シリコン製のバッグを乳腺の下や大胸筋の下、大胸筋膜の下などに挿入します。ほかの豊胸手術に比べて、2~3カップ以上のサイズアップが可能です。バッグは体に吸収されることがないので、効果は長い期間持続します。
まとめ
さまざまな角度から胸について紹介してきましが、サイズの悩みは少しでも解消されたでしょうか。意外にも巨乳好きな男性が少なかったことが一番の驚きですよね。また、今日からさらにボディに磨きをかけて、10年先まで美しい自分でいられるように日々の努力をおしまず頑張りましょう。